背景

KANSAI GATEWAY WAKAYAMA 和歌山 with tabibito


巡礼の道と那智山で自然と歴史を感じる旅へ

古くから信仰を集めた熊野三山とその参詣道「熊野古道」は、
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されました。
今回は熊野詣のハイライトとなる熊野那智大社や那智の滝などをtabibitoと旅します。
太平洋沿岸の壮大な風景にも出会える名勝・橋杭岩にも訪れました。

【 スチール 】
澤尾 康博
【 動画 】
SOUNDBOADING 村田 潤二
【 ヘアメイク 】
松村 美佳
【 スタイリスト 】
styling office droit 實守 泰子

tabibito  profile

坂尻 夏海

女優/ファッションモデル

尻 夏海

Natsumi Sakajiri


2000年5月16日生まれ。和歌山県出身。
特技でもあるバレエで身につけた美しい身のこなしはモデルとなった今も多くの人を魅了している。
現在は地元、和歌山・御坊市を拠点に地域の魅力を発信中!
今回は神秘的な熊野古道をはじめ、今も昔の風景が色濃く残る和歌山を坂尻 夏海さんがご紹介!

PLACE 01 KUMANO KODO DAIMONZAKA

熊野古道 大門坂 紹介画像
熊野古道 大門坂 紹介画像
熊野古道 大門坂 紹介画像
熊野古道 大門坂 紹介画像
熊野古道 大門坂 紹介画像

熊野古道 大門坂 紹介画像

門のようにそそり立つ夫婦杉の樹齢は800年以上。
ここを過ぎると、古道らしい雰囲気がぐっと高まります。

熊野古道 大門坂 紹介画像

鳥居をくぐると現れる、朱色の振ヶ瀬橋が大門坂への入口。
俗界と聖域を振り分ける境に架けられているといいます。

PLACE 01

熊野古道 大門坂


多くの参詣者が聖地・那智山を目指して巡礼した熊野古道。ルートのひとつ、海辺の田辺から山中を歩き、那智山へ続く中辺路は、かつて皇族・貴族も歩いた公式参詣道(御幸道)でした。その往時の趣を色濃く残すのが大門坂。
約650mもの石畳と樹齢数百年の大樹が生み出す風景が人々を魅了しています。

INFORMATION  |  熊野古道 大門坂
0735-52-5311
(JR紀伊勝浦駅前観光案内所)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々3034-2
散策自由

PLACE 02 KUMANO NACHI TAISHA GRAND SHRINE

熊野那智大社 紹介画像
熊野那智大社 紹介画像
熊野那智大社 紹介画像
熊野那智大社 紹介画像
熊野那智大社 紹介画像

熊野那智大社 紹介画像

訪れた時はアジサイの生花が浮かぶ手水舎がとても華やかでした。長い道のりを歩いてきた巡礼者を、今も昔も温かく迎えてくれますね。

熊野那智大社 紹介画像

朱塗りの礼殿が美しい境内。熊野の神様の使いとされる八咫烏が祀られた御縣彦社(みあがたひこしゃ)や胎内くぐりができる大樟など、たくさんのみどころがあります。

PLACE 02

熊野那智大社


田辺市本宮町の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社とともに熊野三山の一社。那智の滝を祀る自然信仰が起源で、仁徳天皇5年(317年)に現在の場所に社殿が創建されたといいます。主祭神は万物の生成・育成を司る熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。願いを結ぶ「結宮」として崇められています。

INFORMATION  |  熊野那智大社
0735-55-0321
住和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
7:30〜16:30
無休

PLACE 03 NACHISAN SEIGANTOJI TEMPLE

那智山青岸渡寺 紹介画像
那智山青岸渡寺 紹介画像
那智山青岸渡寺 紹介画像
那智山青岸渡寺 紹介画像
那智山青岸渡寺 紹介画像

那智山青岸渡寺 紹介画像

御本尊の如意輪観世音菩薩が安置されている現在の本堂(如意輪堂)は豊臣秀吉が再建したもの。桃山時代の特徴を色濃く残しています。

那智山青岸渡寺 紹介画像

重厚なたたずまいをみせる本堂の堂内外陣には、秀吉が寄進した、日本一の大きさという大鰐口(太い緒を振って打ち鳴らす法具)があります。樹齢700年以上という本堂脇のタブノキのご神木もみどころです。

PLACE 03

那智山青岸渡寺


西国三十三所観音霊場の第一番札所。仁徳天皇の御代、インドから渡来した裸形上人(らぎょうしょうにん)が、那智の滝で観世音菩薩を感得し、現在の場所に庵を結んだのがはじまりとされています。かつては隣接する熊野那智大社と一体となった神仏習合の一大修験道場で、今もその名残を見ることができます。

INFORMATION  |  那智山青岸渡寺
0735-55-0001
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
7:00〜16:30
無休
三重塔

PLACE 03

三重塔

那智山青岸渡寺


本堂後方から眺められる三重塔は那智の滝との共演が見事な絶好のフォトスポット。平安時代末期に建立されたといい、現在の塔は昭和47年(1972)に再建されたものです。内部の見学ができ、仏教壁画も印象的な各階には、それぞれ異なる仏像が安置されています。最上階まで上がることができますよ。

見晴亭

PLACE 03

見晴亭

那智山青岸渡寺


境内にある見晴亭は茶処兼おみやげ屋さん。店の前からは熊野の原生林や那智の滝が、文字通り、見晴らせるスポットです。たくさん歩いた後は、ご当地ならではの那智山黒飴ソフトクリームや紀州南高梅のジュース、抹茶などでひと息つきたいですね。うどんやそば、ごま豆腐などの軽食も味わえます。

PLACE 04 HIRO JINJA SHRINE

飛瀧神社 紹介画像
飛瀧神社 紹介画像
飛瀧神社 紹介画像
飛瀧神社 紹介画像
飛瀧神社 紹介画像

飛瀧神社 紹介画像

熊野観光のハイライトと言えば那智の滝。滝壺近くまでは飛瀧神社の鳥居をくぐって、老杉に囲まれた石段を降りていきます。

飛瀧神社 紹介画像

轟音とともに、切り立った崖から布を垂らしたように水が落下する那智の滝。高さ約133m、幅約13mもあり、日本三大瀑布のひとつとされています。

PLACE 04

飛瀧神社


那智山には那智48瀧と呼ばれる数の滝があるとされ、その中でもっとも落差の大きな滝が那智御瀧、通称、那智の滝です。飛瀧神社は熊野那智大社の別宮で、那智の滝そのものを御神体とする神社。授与所横の御滝拝所舞台入口で受付すると、滝をすぐそばで見ることができる観覧舞台に進むことができます。

INFORMATION  |  那智御瀧・飛瀧神社
0735-55-0321(熊野那智大社)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
7:30〜16:30
無休

PLACE 05 HASHIKUI IWA ROCKS

PLACE 05

橋杭岩


熊野の山中から太平洋沿岸へ、ダイナミックな風景の変化も和歌山の魅力です。串本町の橋杭岩は、海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、橋の杭だけが立っているように見えることが名前の由来。大小約40の岩柱が約850mの列を成す風景は圧巻!吉野熊野国立公園地域にあり、国の名勝・天然記念物です。

INFORMATION  |  橋杭岩
0735-62-3171(南紀串本観光協会)
和歌山県東牟婁郡串本町くじ野川
見学自由