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正法寺

しょうぼうじ

正法寺
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正法寺

しょうぼうじ

正法寺は、17世紀の寺院建築の保存状態の良い例であり、注目に値する像、絵画、眺めの美しい庭園があります。この仏教寺院は、鎌倉幕府を創立した源頼朝(1147~1199)の家臣である志水氏の菩提寺として1191年に建立されました。1546年から、正法寺は後奈良天皇(1497~1557)の命により、国の安全と繁栄を祈願する役目も任されました。 正法寺は、徳川初代将軍である徳川家康(1543~1616)の側室となった志水家の娘であるお亀の方(1576~1642)の大きな恩恵を受けました。本堂、大方丈、唐門は1630年にお亀の方の寄進で建てられ、国指定重要文化財に指定されています。本堂には鎌倉時代(1185~1333)の阿弥陀如来像が本尊として祀られており、本堂の塗装された木造の内部は今でもほとんど元の色を保っています。大方丈と書院には中国古典と自然をテーマにした襖絵が飾られており、寺院の裏庭は京都府指定名勝です。近くにある八角形のお堂である八角堂にかつて祀られていた阿弥陀如来の大きな像は、2008年に保管のため正法寺の法雲殿というお堂に移されました。 この寺院は通常一般公開されていませんが、年に数回の特別な機会に訪問することができます。

営業時間

10:00~15:00 限定日のみ公開のため、要問合せ

住所

京都府八幡市八幡清水井73

URL

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