特別展示・イベントのご紹介

”ROSE” ~丹生都比売神社舞楽曼荼羅供から~
[07/20〜07/26]
丹生都比売神社/吉本英樹
丹生都比売神社に伝来した室町期の舞楽装束にみられる薔薇の紋と、神仏習合期に丹生都比売大神の本地仏とされた大日如来の象徴である太陽を重ね合わせることで、神と仏の融和した精神を視覚化しています。
紀州備長炭
[07/27〜08/02]
秋津川振興会 / 田辺市
職人が汗を流し、鍛錬と研究を重ね、生まれた「紀州備長炭」。火力が強く長く燃えると人気を博し、その技術は日本各地へと広がっていきました。紀州備長炭の歴史や背景を楽しんでいただければ幸いです。

紀州てまり
[08/03〜08/09]
紀州てまり工房 さゆ紀 / 和歌山市
色とりどりの糸模様が華やかで美しい、和歌山の伝統工芸品「紀州てまり」。紀州藩の姫君たちに愛され、有名な童謡「鞠と殿様」にも登場するほど広く親しまれている「紀州てまり」は、「いつまでも丸く美しく納まるように」と嫁入り道具の一つとしても使われる縁起物でもあります。

中上健次 金屏風
[08/10〜08/16]
金屏風:絵・黒田征太郎 言葉・野坂昭如、中上健次
中上健次の文学は宿命だ。複雑な血族への愛憎から故郷和歌山県新宮市を飛び出し、肉体労働をしながら執筆した「岬」で芥川賞を受賞。
長編「枯木灘」執筆後、紀伊半島各地を「地霊を呼び起こすように」旅し、自らの根源に向き合う。

紀州へら竿
[08/17〜08/23]
紀州製竿組合
ヘラブナを釣る専用の道具で、昭和初期にその形を完成させ、親方から弟子へと受け継がれてきた伝統工芸品です。原竹の切り出しから完成までその工程は130以上あり、すべて手作業で、1人の職人が半年掛かりで丹精込めて仕上げます。

お身代わり仏像
[08/24〜09/03]

エルトゥールル号 ートルコと日本の友好の架け橋ー
[09/04〜09/10]
誠に痛ましい出来ことでしたが、島民の献身的な救助活動はトルコ国内で世代を超えて語り継がれ、両国の友好関係の礎となっています。

「ぶどう山椒」の石臼挽き実演・体験
[09/11〜09/11]
株式会社 山本勝之助商店
和歌山の特産「ぶどう山椒」を粉末にする伝統的な石臼挽きの実演・体験をします。会場を包む上品な香りや実際に石臼で実を引く体験を通じて、「ぶどう山椒」の魅力を感じてください。
「和歌祭り」「お燈祭り」「扇祭り」の写真展示
[09/12〜09/12]
株式会社 ヴィンテオ
和歌山を代表する祭りである和歌祭り、お燈祭り、扇祭りの写真展示を行います。実際に関係者へのインタビューを行い、それぞれの方にとって祭りがどのようなものかコメントをいただき、写真とともに掲載します。

和歌山市のシンボル「和歌山城」でのパフォーマンス
[09/13〜09/13]
KIYORA和歌山 大阪関西万博実行委員会
紀州徳川家の居城としての歴史がある、和歌山市のシンボル「和歌山城」。和歌山城での結婚式を彷彿とさせるパフォーマンスで、日本の民族衣装「着物」の美しさ、そして和歌山城の魅力を紹介します。
「紀州へら竿」と新たな取組の紹介
[09/14〜09/14]
紀州へら竿 和人
自然と共生して作り上げられる「紀州へら竿」の美しさや独特な「しなり」、そして伝統技法を応用した新たな取組を紹介します。橋本市の伝統的工芸品「紀州へら竿」の魅力をご体感ください。
高野町西細川 地域おこし協力隊
[09/15〜09/16]
高野山の自然と文化に育まれた深い精神性を未来に活かす紙の可能性を表現します。

雅楽の舞を披露
[09/17〜09/17]
榊葉雅楽会
西浜御殿で舞楽会を催し、雅楽などの風流をこよなく愛したお殿様(徳川治宝公)を輩出した和歌山。古来より雅楽とゆかりある和歌山から、日本伝統の雅楽の舞を披露します。
「安珍清姫物語」の絵とき説法
[09/18〜09/19]
日高川町
和歌山県最古のお寺、そして歌舞伎や能などの古典芸能でも有名な「道成寺」。そこで古くから語り継がれる、日本唯一の絵巻物による安珍清姫物語を住職による「絵とき説法」でお楽しみください。
「すみれ」と一緒に未来へのアクションを考える&「竹あかり」の展示
[09/20〜09/22]
アドベンチャーワールド
ジャイアントパンダキャラクター「すみれ(Smile)」と一緒に未来へのアクションを考えます。また、パンダの「いのち」のつなぐ「竹」を活用した「竹あかり」を展示します。
南方熊楠についての展示
[09/23〜09/29]

クロージングウィーク
[09/30〜10/13]
マンダラプロジェクト、華道高野山&高野山声明、熊野古道絵巻
万博の閉幕にふさわしく、和歌山の根底に流れる利他の心を巨大な折り紙で表現したマンダラ~神仏習合のフィナーレにより次代へのメッセージを繋ぎます。