京瓦による「ワンマテリアル」空間デザイン
国内外で精力的に活動する彫刻家 · 名和晃平氏が、制作の拠点として 2009 年に、京都 · 伏見にて創設したクリエイティブ · プラットフォーム“Sandwich”が空間デザインに協力。
京都ブースの床面から壁面まで、浅田製瓦工場と共に開発した京瓦タイル「キモノタイル」によって覆われている。ブース中央のスクリーンには、万博に向けて作成された株式会社青空による京都府域の映像が映し出され、都市文化と自然、伝統と革新など性質の異なる営みが共存している京都の魅力を表現する。空間と映像に加え、音楽家・原摩利彦による音響が一体となることで、京都を五感で楽しめる落ち着いた空間となっている。
京瓦タイル「キモノタイル」製作:株式会社京瓦 浅田製瓦工場
スクリーン映像の一部/保津川 製作:株式会社青空
オール京都体制による京都の魅力発信
自治体、民間企業・団体など90以上の事業者が、6つの展示分野をテーマとしてそれぞれ異なる視点で京都の魅力を発信。何度来ても違う京都を楽しめる空間となっている。
文化展示例:おもてなし文化の体感
茶道・華道のおもてなし。出展者と来場者の交流により、京都ブースのテーマである「一座建立」の精神を体感。
食展示例:伝統から革新まで、多様な京の酒
日本三大酒処の日本酒をはじめ、京都オリジナルのビールなど、京の酒の多様性を見て、味わう。